母校だより

卒業生の息子さんが部活体験2014-12-03 掲載

セントアムール多恵(旧姓山本)2回生
母校でのクラブ活動に息子が参加させていただきました。

この夏卒業後三十数年ぶりに母校を訪れました。
卒業後関西学院大学仏文科で学びその後コスモ石油に就職し、東京に勤務した後英語の勉強目的でカナダに渡りました。
縁あってカナダで結婚しそのまま定住しました。

カナダには中学も高校も部活というものがありません。
スポーツでも音楽でも習いたい人は各自でコミュニティーセンターや個人の施設に習いにいくしかありません。
息子はたまたま訪れた日系コミュニティーセンターでやっていた柔道に興味を示し9歳頃から練習を始めました。

今回日本で柔道の練習に参加してみたいと言い出したのは日本の部活は毎日放課後練習して土日も練習してカナダ人の10倍は練習していると私が話したことが信じられなかったのか自分も実際に体験してみたくなったからかもしれません。

柔道部の皆さんは暖かく迎え入れてくださり技術の差もあったと思いますが丁寧に指導して下さりました。
それが何よりうれしかったようです。

日本の夏の暑さの中で3時間以上も皆さんが練習していることに驚き、時間に正確で誰もサボらないという姿勢に驚き、礼儀正しさに驚きで柔道そのものよりも日本の文化そのものに感銘を受けたようで最近では大学は日本に行って柔道も日本で練習すると熱く語っています。
卒業してから初めて母校を訪れた私にとっても本当にいい思い出になりました。

お世話になりました教頭先生、柔道部の先生、改めてお礼を申し上げます。
そして息子を暖かく迎えてくださった部員の皆様本当にありがとうございました。
最後になりましたがこれからも母校明石清水高校の益々のご発展ご活躍をお祈り申し上げます。

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